先週の登板試合は見てたのに、今週見てないときに限ってコレだよ・・・。
ノーヒットノーランくらいは数年内にやりかねないなーとは野球バカ仲間とは話していたが、パーフェクトゲームとは恐れ入った。これまで以上に幕張のチケットを取るのが面倒になったでないですか・・・(苦笑)
相手のオリックスの打線がコロナによる離脱や調子の悪いメンバーばかりだったとはいえ、パーフェクトゲームだけでなく、1試合での13連続奪三振(日本記録。MLBでも連続奪三振記録は10)、1試合19奪三振(日本記録タイ)なんて凄すぎる。アウトの半数以上の15が空振三振と「バットに当たらない」状況。。。
105球中ボールカウントが23。初球ボールから入ったのが8度もあり、うち連続奪三振中の4回と5回は最初の打者&次の打者とボール球から入っているが、2球目以降はファールが多い。ファールの数は全部で27、とにかくジャストミートできずにカットしまくっているのが見て取れる。映像でもどー見てもボール球に手を出していることも多く、フォークのキレ、そしてストレートの伸びのコンビネーションで振らざるを得ない状況。で、カウント悪くして決め球投げられる、と。
中でも三振が極端に少なく、今季試合前までの14試合で1三振しかしていない吉田正尚から全3打席3三振というのが、ね。全球リプレイとか見てもタイミングがいつもと違うのがわかる。迷ったんだろうな。。。
三振以外の8つのアウトも、一ゴロ・三ゴロ・遊ゴロがそれぞれ1、二ゴロが2、捕邪飛が1、中飛と右飛が1づつで、左飛だけなしと満遍なく。 守備陣は試合終盤イヤだったろーなー。自分のエラーとか送球ミスとかで記録途絶えちゃったら・・・と考えると。
かわいそうなのは、完全に不調の波に飲み込まれているラオウ杉本が最後の打者だったということ。今後、佐々木朗希の資料映像に使われ続けるわけで、起用にちょっと気を遣ってあげてもよかったのにな。
最後に・・・。
高校3年時の岩手県大会決勝での登板回避。当時監督が故障の可能性の指摘で回避したが、もし登板して故障持ちになったら今回もなかったかもしれない。プロ入団後の長い調整も含めて、彼はガラス?と思っていたが、それくらい慎重に育ててくれた歴代の監督やコーチ陣は讃えられてもいいと思う。まだ高卒入団3年目。完全試合を何度もするとは思えないが、どんな記録を見れるのか楽しみ。更新不可能と言われる「江夏のシーズン奪三振記録401」に少しでも近づけたら、ね。
理論上、2019年の千賀(登板数26・投球回180.1・打者数752)並みの登板で、佐々木の現状のK/9=16.4だと厳しい、K%=54.4でギリギリ到達という感じ。。。K%50超えって抑えでも厳しい数値なんだけど。
それにしても、野球カテゴリーの記事作成が6年半ぶりって。。。