とりあえずMacOS X 10.4 Tigerを入れましたのでご報告を。
機種はiBook (32VRAM) G3/800MHz 640MB。
インストールはアーカイブインストール。
さすがに上書きインストールは怖いけど、かといって
クリーンインストールするのは面倒ってなコトで。
結果的にインストールで問題になったことは、特にありませんでした。
普段使っているアプリも、問題ありませんね。
で、第一の感想は10.2に比べ軽くなっていること。
10.3.8頃から軽くなっているとのことなので、その流れかも。
あとは、表示のシステムが変わったのか、デスクトップのファイル名表示で
フォントの影の付け方とかが変化しているけど、影響はないです。
Tigerで導入された技術の感想(一部のみですが)は、
・spotlight
MacOS 8.5で導入されたSherlockの全文検索システムの焼き直し(なのか?)。
メールの内容から、ダウンロードしたPDF内容、officeのデータ、
デジカメで撮った画像のExifデータまで、インクリメンタルサーチ出来ます。
ファイル名で検索していたのを、一歩進めてデータ内容で検索するのは
便利ちゃ便利だけど、そんなに使うかなぁ・・・。
・Dashboard
MacOS 6頃に採用されたDAの最新版(なのか?)。
カレンダーや計算機、天気などの小さなアプリ(中身はHTMLだけど)を
半透明のレイヤー上に表示するシステム。
ファンクションキーひとつで計算機や単位換算などにアクセス可能だが、
計算機ひとつで20Mもメモリ食っているんだよね・・・。
私は天気予報もFirefoxの機能拡張FirecastFox使っているので・・・。
でもscoreboardだけは入れた(笑)
・Safari RSS
RSSに関しては後日。これもFirefox + sageで対応してるので・・・。
・Automator
ワークフロー実行環境。あえて言えばAppleScript拡張版。
デジカメの連続したファイル名を、ある一定のファイル名に変更するといった
簡単なモノから、複数のアプリケーションにまたがった作業も自動処理設定が
可能になるようですが、私ゃそんな手の込んだ作業しないしなぁ・・・。
・QuickTime 7
H.264に対応したのはいいが、HDレベルのコーデックはG3では重すぎる。
あとProレジストリせんと使えない機能が多すぎ。まぁその程度で。
・PDF、印刷、FAX
新機能ではないのですが、便利になってます。
PDF圧縮書き出しに対応(今までもあった?)したり、
印刷ダイアログでプリントやPDF書き出しでなく、FAX送信にも対応。
今まではFAXstf Xで対応してたので、すこし楽になりましたね。
・Dictionary
OXFORDの英英辞書が入ってきた。かなり便利。
LogoVistaの研究社の英和のように発音までは出来ないけど。
気分的に14800円のうち、3000円分の価値かな、僕的に。
あとはグラフ計算機復活とか、RSSフィードのスクリーンセーバとか、
私にとってはあんまり使えない機能満載だったりします。
が、それよりもシステムのベース部分が速くなっていたり、
使い心地が良くなっていたりするので、買った甲斐はあったかな、と。
ただ仕事で使っていたりとか、10.3系で満足な人は替える必要はないと思う。
半年後に、安定してアプリ群が使えるようになってからで充分かと。
そのあと、どーなった?
この記事いるかなー。いらんだろーなー。
H264のHDサイズが厳しい時代か・・・(2021/02/08)