JPEGとPNGとWebPと。

今日のお話は画像フォーマット。
文字などのロスレスにしたいもの、色数の少ないもの、画像内に透過が必要なものは、GIFからPNGへゆっくり移行。写真などはJPEGという具合に、インターネット黎明期から使われてきた。

それこそ2000年頃から次世代画像フォーマットとして色々なものが出てくるが、結局残ったのはGoogle発祥のWebP。Googleサーチ上でも推奨されるフォーマットとして10年以上になったが、いかせん書き出すの面倒だし、同じファイルの画像フォーマット違いの両方をサーバーに置いたりと面倒だった。

時代は進み、PhotoShop 2022の年初バージョン頃から、プラグイン無しで書き出しが可能に。
閲覧側でも対応の遅れていたIEはブラウザ自体が終了(WebP対応のEdgeへ移行)、iOSのSafariはiOS 14あたりから、MacOSのSafariではBigSurの16.0から対応と、現行のほとんどのブラウザで対応し、95%以上のユーザーが閲覧可能な状況。
このページでも新規画像は基本WebPで埋め込むことにしようかと、実は一昨年くらいから地味にWebPに移行中。

本来は同じファイル名の拡張子違いでJPEGなりPNGとWebPの両方をサーバーに配置して切り替えを行うべきだが、「もう対応してないブラウザは知らん!」と割り切ることに。

ロス有りのWebPでも透過やアルファチャンネルをサポートし、かなりの部分の画像利用シーンに対応が可能。ファイルサイズもPNGロスレスと比較で3割近く減、JPEGロス有り比較でも同様に30%前後小さいとのこと。
過去の画像を差し替えたりはしないが、頻繁に表示されるトップ絵なども差し替えていいのかなーとは思う。

。。。というわけで、この文章も寝かしてあったのを、トップ絵をwebpにしたついでに公開、と。