劇的3時間SHOW 松任谷正隆さん(2008.10.10)

CEATECに始まり、ゲームショーやドラマフェスティバル、東京国際映画祭も含め、
今月中に行われるコンテンツ系のイベント、約15種類をまとめて
JAPAN国際コンテンツフェスティバルと去年から言うようになったそうで。

で、主催側のオリジナルイベントとして、トップアーティストやプロデューサが
毎日1人ずつ登場してトークショーを行うことに。しかも、

持ち時間が3時間

と長丁場。テーマは「おもしろい!」。

とりあえずですね、2公演ほど押さえまして、
金曜日にまずは松任谷正隆さんのショーを見てまいりました。

仕事を無理矢理抜け出して、受付すると2枚のアンケート用紙が。
1枚は終演後に回収する、よくある感想などのアンケート。
もう1枚は「正隆さんと話してみたいこと」。それは開演までに回収すると。

座席は受付で指定された席なのだが、妙にステージに近い・・・。
「開演までに回収」のアンケートを答えていると、
一番下の名前などを書く欄のさらに下に、小さな番号が。
この番号、なんか見覚えあるな・・・。

あ、座席番号だ! 当てる気満々ぢゃねーかと気づいてしまったので、
アンケートの答えを当てられないような一般的なことに大変更。
そんなこんなで、気がついたら開演時間に。

ステージ上にはピアノが用意され、
皆さんから1フレーズ貰って3時間後に1曲仕上げたいとのこと。
「気になるアンケートを書いた人」を壇上に上げ、
その内容について話をし、無理矢理フレーズ貰うと。

トークの基本線は、「SHOW」。
緊張する?しない?に始まり、シャングリラ、そして恋愛という感じに
SHOWの中で「魅せる・表現する」ということをトークしていく。

途中観客でなくゲストとして、シャングリラでサーカスのチームを率いた
キャストも登場し、正隆さんとのステージを作り上げていく苦労話なども。

始めるときには「何度も会議したけど、ノープラン」みたいなことを言っていたが
3時間があっという間に感じるほど、緻密に計算された3時間が近づき、
最後に正隆さんはピアノの前でフレーズをつなぎ合わせ曲に仕上げていく。

ピンスポットでピアノを弾いているのに、その前にあるソファーセットなどを
ガタガタ片付け始め、「そんなん終わってからでも・・・」と思っていたら、
貰ったフレーズではない曲調になりはじめ・・・

奥さん登場。

もちろんサプライズだったので、会場大歓声。
正隆さんのピアノ演奏で、由実さんが「Save our ship」を歌うという、
とても無料で少人数だとは思えない、貴重なイベントに(笑)
さきほどのサーカスのリーダーも登壇し、プチ・シャングリラ状態。
しかも目前数メートルの距離で。

いやね、演出が大きすぎ(笑)。
さすがプロデューサー。鳥肌立ちましたよ。

さっきから取ったメモを読み返してますが、
いまだに自分の中で消化できない状態・・・。
期待値を超えたところに、SHOWの面白さがあるのかなぁと
今週1週間で考える宿題ができたかな。

ちなみに公演後、無理矢理抜けた仕事が大変なことになったので
仕事に戻り、終電で帰宅しました・・・。

劇的3時間SHOW
http://www.geki3.jp/top.html(リンク切れ)

そのあと、どーなった?
普通に正隆さんの話を聞きに行くかーぐらいのモチベだったのに
旦那の伴奏で奥様の歌が聴けるという貴重な体験へ。しかも数m前で。
こんなサプライズ、後にも先にもありませんよ、ええ。(2021/01/04)